人々は銀や金をもって、それを飾り、 くぎと鎚をもって動かないようにそれをとめる。
彼らはこれをもたげて肩に載せ、 持って行って、その所に置き、そこに立たせる。 これはその所から動くことができない。 人がこれに呼ばわっても答えることができない。 また彼をその悩みから救うことができない。
鉄の細工人はこれを造るのに炭の火をもって細工し、鎚をもってこれを造り、強い腕をもってこれを鍛える。彼が飢えれば力は衰え、水を飲まなければ疲れはてる。
もろもろの国民の偶像はしろがねと、こがねで、 人の手のわざである。
彼らの偶像はしろがねと、こがねで、 人の手のわざである。
彼らは袋からこがねを注ぎ出し、 はかりをもって、しろがねをはかり、 金細工人を雇って、それを神に造らせ、 これにひれ伏して拝む。
そして彼らは今もなおますます罪を犯し、 その銀をもって自分のために像を鋳、 巧みに偶像を造る。 これは皆工人のわざである。 彼らは言う、 これに犠牲をささげよ、人々は子牛に口づけせよと。
わざわいなるかな、 木に向かって、さめよと言い、 物言わぬ石に向かって、起きよと言う者よ。 これは黙示を与え得ようか。 見よ、これは金銀をきせたもので、 その中には命の息は少しもない。